<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< How to run | main | 平常心 >>

スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    スポンサードリンク * - * * - * - * - -

    The Days after IT

    0

       ご無沙汰いたしております。夏休みの延長戦もしくは秋休みみたいな泌尿器科から放射線科へのゴールデンリレーが終了しまして、整形外科、第二外科(消化器系)がスタートいたします。さあ気合い入れるべさ。

       ということで、体も心も時間にも余裕があったこの数週でまとめて本を読んどきました。

       1冊目。初東野圭吾でした『夜明けの街で』。はい、不倫ものです。いつかどこかで東野圭吾氏の著作は読んでおくべきかなぁ、と思っておりましたが、どこの本屋に行っても東野作品が山積み。どれを読んだらいいものかさっぱり分からず、○ahoo知恵袋に相談するほどのことでもなく…。ということで映画化もされるそうだし、将来何かの役にたうぐぐげふふんっ。んで内容はというと。ううむ、どうなんでしょう。文章はうまいし構成もお見事。途中までしおらしく、男に都合のよすぎる女だった不倫相手の女性が本気で主人公を離婚させようと動いてくるあたりは迫力がありました。でもちょっとオチは読めちゃうかな、と。そんなところで82点。

       2冊目は重松清『その日のまえに』。以前はガンガン読んでた氏の作品ですが、なぜか仕事を辞めたあたり(もう7,8年前か!)からぷっつりと読んでおりませんでした。ということでかなり久し振りの重松作品。連作短編なのですが、最後の3編がもうだめです。涙が止まりません。布団の中で大号泣。ああ一人で読んでてよかった。
       重松氏は嫁さんに言わせると「うますぎてちょっとイヤ」というくらいにうまい書き手さんです。以前読んだ作品も読み直そうかな、と思ってしまいますが、そんな時間はないわけで…。94点!いいです。

       3冊目。川上弘美『神様2011』です。嫁さんの崇拝する作家であり、リサタンもこときわの人も私率イン歯ーの川上さんもかなわない文学少年たちの永遠の憧れでも在らせられます。1993年の作品である『神様』の表題作を、3.11後の世界に置き換えて書かれた作品です。
       ふわふわとしていながら、でも日々の生活の中に厳然と存在する「あのこと」を、受け入れることはなくとも、受け止め、そして生きていく姿に、読む側になにを感じる?と静かに問いかけます。
       くまの世界にくまの神様がいるように、ウランにはウランの神様がいて…というあとがきが印象的です。理系出身なのに、本質を失わずにやわらかくやさしく書き換えられるって、やっぱ才能ですな。作品としては申し分ないのですが、短編が2つ入って840円。コストパフォーマンスの点で90点。貧乏臭ぇな。

      slimboy-fat * 読書 * 23:07 * comments(0) * trackbacks(0) * - -

      スポンサーサイト

      0
        スポンサードリンク * - * 23:07 * - * - * - -

        コメント

        コメントする









        トラックバック

        このページの先頭へ